TV放送から旧劇場版の完結編までの『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズにおけるキャラクターたちの誕生日は、実は担当する声優の誕生日と一緒になっています。

シンジを担当する声優は緒方恵美で、どちらも同じ6月6日。
レイの担当は林原めぐみで、やはりどちらも3月30日、そしてアスカ担当は宮村優子で、こちらもまたどちらも同じ12月4日です。
さらにミサトと三石琴乃も12月8日で一致しており、いずれも偶然とはとても思えません。

もちろん、その誕生日の一致は女性キャラクターだけではありません。

ゲンドウも担当する立木文彦と同じ4月29日。
冬月も担当声優の清川元夢と同じ4月9日、加持リョウジも担当する山寺宏一と同じ6月17日でしたが、こちらの2人に関しては公式な設定が発表されたのは、なんと2006年。
ガイナックスが総監修し、ソニー・マガジンズから発行された分冊百科形式の雑誌『EVANGELION CHRONICLE』において判明したのです。

先の通り、主要キャラクターはすべて一致。
さらに近年発表された冬月、加持ら準メインともいえるキャラクターたちの誕生日も声優と一致しているとなると、作品の制作当初からキャラクターたちの誕生日は声優と同じにする予定だったようにも思えますが、実はそうでもないのです。