例えば、第参話でシェルターを飛び出したトウジとケンスケの個人データをミサトが確認する場面でトウジが12月26日生まれ、ケンスケが9月12日生まれであることがわかります。
しかし、トウジを担当する関智一の誕生日は9月8日、ケンスケ担当の岩永哲哉は6月24日と、一致していないことを考えると、制作当初からの確定事項ではなかったようにも思えてきます。

また、他の例外としては渚カヲルが挙げられます。

存在自体がイレギュラーともいえるキャラクターであるからかもしれませんが、こちらは作品の設定上、セカンドインパクトと同じ日である9月13日に生まれたことが重要な意味を持っているからなのでしょう。
ちなみに担当する声優は石田彰で11月2日生まれです。

ここまでの事実関係から男性キャラクターは一致していない場合もありますが、女性のキャラクター、特にエヴァのパイロットや主要キャラクターに関しては、ほとんどが声優と誕生日が一致しています。
そう考えてみると、新劇場版で登場した新女性キャラクターも声優と同じ誕生日である可能性は非常に高いはずなのです。
  
その中で特に注目したいのが、ヱヴァ仮設5号機パイロットと新シリーズの核ともいえる主要キャラクターである真希波・マリ・イラストリアス。

おそらく先例に従って担当する坂本真綾と同じ3月31日と考えられるのです。

奇しくもレイの誕生日である3月31日とわずか1日違いであることも、声優キャスティング段階から狙っていたのではないかと思えてくるほどです。