エヴァンゲリオンの謎

エヴァンゲリオンの謎

第四章

アスカを漢字で書くと“飛鳥” ではなく“明日香”なのか? ②

そうではなくて、アスカは次世代のレイになる役目がある。
そう主張するファンもいます。
“旧エヴァ”では、精神崩壊一歩手前までいったアスカですが、エヴァ弐号機の中に母を感じて復活を果たしました。
それはアスカに母性が目ざめた証でもあります。
そして、“旧エヴァ”のラスト、サードインパクト後の世界で、アスカは登場した時のレイと同じ眼帯をしていました。
エヴァにおける眼帯は母性の象徴とも捉えられ、だからアスカは次世代のレイ(=リリスであり、すべての母)になるのだとも解釈できます。
すると『Q』の予告で眼帯をしているアスカにも、それが当てはまるのでしょうか。
3号機による精神汚染で隔離されたアスカですが、どこかで母との邂逅(かいこう)を経て母性に目ざめ、それをきっかけに復活を遂げるのでしょうか。
ちなみにファンの間では、予告の眼帯アスカは式波アスカではなくて、“旧エヴァ”の惣流アスカなのでは?という意見もあるようです。

なお、惣流から式波に変わったことも、レイ=アスカ説の根拠になるかもしれません。
先にも述べましたが、式波の元ネタである軍艦の敷波は軍艦・綾波と同型。
日本海軍史上、3代にわたって名前が継承された軍艦は綾波と敷浪しかないそうです。
この2隻は、ほぼ同じ運命をたどりました。
すなわち、作戦の先鋒として激闘に身を投じ、時には自分の身を捨てても作戦遂行を優先する。 駆逐艦ですから当然といえば当然なのですが、それは“旧エヴァ”のレイの姿にそっくりです。

“新ヱヴァ”のアスカは、“旧エヴァ”のレイと同じ名前を持っているわけです。
確かに『破』で自ら3号機のテストに名乗りをあげるシーンは、レイの自己犠牲に通じるものがありました。
もしかしたら『Q』で、シンジに用意された道のために再び犠牲になることもあるのでしょうか?


アスカを漢字で書くと“飛鳥” ではなく“明日香”なのか? ①

先ほどはアスカを「飛鳥」と仮定した考察を述べました。
しかし、アスカにはもうひとつ候補があります。
それが「明日香」。
先ほども触れましたが、TV版第26話では机に「明日香」と書かれていました。
そのため、ファンの間では「明日香」が“ファイナルアンサー”という意見が強いようです。
アスカを明日香と予測する論拠は他にもあります。
実は、“旧エヴァ”に登場するアスカの母親(接触実験でエヴァ弐号機に魂を取り込まれ、人形をアスカと思い込むようになった女性。 最終的にアスカがエヴァのパイロットに選ばれた日に自殺した彼女です)の名前が、惣流・キョウコ・ツェッペリンなのです。
惣流はいわずもがな、ツェッペリンはドイツの軍艦ですが、問題は個人名のキョウコ。
キョウコの娘がアスカなら、漢字は今日子と明日香ではないか。
そう推察できます。

さて、アスカを明日香と仮定すると、おもしろい推論が重ねられます。
まず、前頁でカヲルには「香」がふさわしいのでは、と考えました。
これをそのまま活かすと、「明日香=明日+香」になります。
「明日のカヲル」です。
これは何を意味するのでしょう。
もしかしたら、アスカはカヲル2世になるのではないか。
そう考察するファンもいます。
アスカがカヲル2世になったとしたら、それはシンジを導く役目を持っているのか。
次の人類補完計画を起こす役目なのか。
それは不明ですが……。


最新記事
メッセージ

名前
メール
本文